タグ別アーカイブ: 巨樹の化石

滝と水源

(2022/02/05) まさに驚嘆。南米ギアナ高地の滝。

エンジェルフォール。979m の滝で、水源を持たない滝として有名らしい。

100以上のテーブルマウンテン。それは地球の人類の生れる以前の古代を残したい姿だ。そこには地球が巨木に覆われていた姿を空想してしまう。多くの山にその巨木・巨樹の化石を空想する。『柱状節理』の化石だ。古生代の巨樹がどの様な樹種かは知らない。シダ植物の巨樹であったかと、他の化石マウンテンテーブルに思う。

木賊(トクサ)と水 (2018/12/22) から想像する。針葉樹は『道管』、広葉樹は『仮道管』が水の揚水の機能を受け持っていたとある。地球の生い立ちを問う (2013/08/17)

エンジェル・フォール、ベネズエラ、エリアル8K動画 。の動画を見させて頂いて驚きだ。

滝ノ水は流れ続ける。地球は地下洞窟には水が流れている。『道管』通して揚水している。巨樹の化石なら海底の下まで通じている筈だ。想像を絶する地球の命の繁茂した歴史を重ねて現在の地球の姿になったと。

古代インカ都市の遺跡。マチュピチュは2400mの標高の地だ。豊富な水がある。マチュピチュは古代の巨樹の化石の山に思える。山全体が揚水道管で水を得ている。

西部劇と柱状節理

(2021/06/20)。アメリカ西部劇シネマ「戦う幌馬車」(1967年。ロバート・ケネディ―監督)を観た。

ジョン・ウエイン、カーク・ダグラス出演の西部劇映画である。初めから驚く程の柱状節理の巨木の岩石が目に飛び込んでくる。何億年前の巨樹かは想像もできない。その映画の画面の一部を拝借したい。

西部劇シネマ「戦う幌馬車」

テレビで見た。最初から目に飛び込んできた西部の山の柱状節理だ。これぞ地球の歴史の姿だ。柱状節理解釈の地質学会でのメリケン粉式学説はとても専門家的で、信じられない論理だ。この地方がどれ程の巨樹の山の続きだったかと想像が膨らむ。

今日別にテレビで、福井県の雄島の映像も見せて頂いた。福井県は柱状節理、板状節理の化石の上に築かれた地球の歴史を秘めている地方に思える。恐竜の化石もあり、古代の地球の歴史を秘めている。

山と遺跡

(2021/06/06)。山は何故そこに在るか?石の囁き 聞こえますかで世界が石の不思議から観る以外考えられなくなってしまった。エベレストもキリマンジャロも宇宙から地球を眺めれば、その山もそれ程高い訳ではなかろう。巨樹の化石と解釈したい。巨樹の深い根がマグマと繋がれば、火山の噴火も起きよう。

アテナイのアクロポリス(古代ギリシャ)の写真を見た。

巨大な岩石の山の上に築かれている。

ペトラ遺跡(ヨルダン)。

エローラ遺跡(インド)。

みんな山の岩石の建築である。道端に転がる石一つも、それは初めから石ではなかった。地下の原油も初めから原油ではなかった。地球を育てたのは太陽である。その光の『エネルギー』である。少し電気回路現象から脇目をした。

 

地学ガイド 新潟の自然に感応して

この素晴らしい写真資料に触れて

地学ガイドとして残して下さったことに感謝する。それぞれに解釈は異なっても良い。そこに写された写真資料はすべて地球の生きた歴史と証を物語っている。それぞれにその地球の姿を自分の心に写し取って解釈すれば良いと思う。そんな意味から自由に勝手に解釈する楽しみを試みたい。
地球の謎(岩石、原油、土、水、塩)
山と岩石と土と水と塩の歴史の謎を心に留めながら地球の来し方を描きたい。今年最初のNHKの番組で、チコちゃんが地球の自転を話題にしていた。太陽系の全ての星が偶然で同じ方向の自転と公転をする筈はないと思うのだが。偶然という理屈では、何故すべての惑星が同じ方向に公転するのかの理由は何か?と問わなければならない。それも偶然として説明出来るのだろうか。専門家の解説を理解する能力が無くて悩む。それはそれとして、海底が深さ1万m以上になった訳は何だろうか。山岳の峰の高さより、海底の深さの方がより地球の活動の意味を秘めているように感じる。もし海底が深くなかったら海はどんな姿であったか。土は何から出来たのだろうか。石油はどのような動物の化石なんだろうか。何故地下に動物の化石資源が在るのだろうか。地球の直径はどのような変遷を経て来たのだろうか。そんな謎がすべて絡み合って解明されなければ本当の事など分かり様がない。地学の解釈理論に巨樹の化石の解釈が見えない。石や岩石は何から出来たと解釈するのだろうか。塩を創り出す海に動物でも居たのだろうか。岩塩も海水が蒸発した結果と考えたい。魚介類が動物の起源であるならば、海水の塩分濃度が生存環境の必須条件の筈だから。母体の羊水も生命誕生、生育、保全環境としての役割を持っている。塩の創造主が何かは最大の謎の一つとして挙げて良かろう。エネルギー地下資源の原油の生成過程も地球の歴史を理解するに欠かせない視点であろう。何故地下深くに存在するか。湖の湖底に何故泉が出来るか、その水はどこから来るか。雪解け水や雨水だけでは理解しかねる。地下で海と繋がっているのではないかと空想となる。それも巨樹の関わりとして。

島は巨樹の化石

佐渡島の尖閣湾や二ツ亀、小佐渡の小城町、白木の神小岩を見れば、巨樹の姿に見える(p.66~71,p.88)。勿論地球核からの噴火現象との関わりで形成された姿を留めている筈ではある。それは富士山にも言える筈だ。巻町越後七浦海岸(p.72)。岩船郡山北町の笹川流れの島と海岸(p.85)。さらに粟島浦村全体も巨樹の化石と観る(p.87)。県外では、福岡県の世界遺産に登録された沖の島も巨樹の化石で、人々が集い祭る神の島として相応しいのだろう。石の囁き 聞こえますかから、地球と巨樹の関係が益々濃密になって来る。

下田村の八木鼻(p.203) 説明には、“角閃石を含む石英安山岩でできていて、五十嵐川の浸食によりけずられ、切り立った岩壁になった。”とある。しかしこれも柱状節理に似た縦筋の岩壁で、川の流れで削られたとは思えない。巨木の化石と解釈した方が納得し易い。

海と魚介類の化石

小千谷市に塩殿という地名の場所がある。塩殿と言う名がどのような意味から付いたかと、その地名を知った時からとても気掛かりになっていた。小千谷市と十日町市(中魚沼郡)との道筋にある。今の信濃川の水面からはとても高い位置にある。「塩」は海の産物であるから、その地が岩塩でも産しない限り、近くの海から運んだとしか考えられなかった。その塩を取り仕切る地主が居てその者を殿と言ったかと解釈していた。しかし、このガイドブックを見て驚いた。p.138以降に、4 丘陵に産する化石と題して、多くの化石が示されている。長岡市滝谷に産した化石群、中でも中里村産のヒシナイイワシの化石(p.141)は謎の深さを膨らませてくれる。岩手県立博物館だより2015.9 No.146 にもヒシナイイワシの化石の話が載っている。新潟県中里村は清津峡、長野県境に近い信濃川上流である。そこが海のイワシの生息地であったとは、地球全体の海の状況が想像をはるかに超えた高度に広がっていたとしか考えられない。エベレスト山脈の麓のアンモナイトの化石や世界の岩塩あるは小千谷市の地名塩殿の意味とが海の姿の認識を変えるものであるかと想像を膨らませてしまう。

関連記事をまとめておく。岩石や地層は学問領域としては地学になるものであろう。新潟県六日町の巨木館を訪れてから、木の放つ何かに圧倒された。その後、石の囁き ・・の記事にある庭石の化石化した木に遭遇した。今地球の歴史に巨樹と石の関係を無視して考えることは学術的に無理だとの思いになってしまった。植物がなければ、海のプランクトンもなく、魚介類も存在しない。巨樹、巨木が如何に地球の成長と変成に欠かせない生命であったかを考える。生物学、物理学、地学あるいは化学がそれぞれ別の学問分野として独立した研究対象では未来を語れないように思う。電気工学の分野から、顰蹙を買いそうな日本雨蛙や光量子の空間概念、更に岩石にまで興味の赴くままに我儘に死んで来た。 紹介に書いたように何の結果も示されず、得られず誠に皆さんには申し訳ない。ただ、『静電界は磁界を伴う』の物理学の根本概念『電荷』の存在否定への説明責任だけは自己満足ながら貫いた。電力工学の学術分野での論説は困難であった『電荷』否定は間違いでなかった。

石の囁き 聞こえますか(2011/07/23) 化石と硯(2011/09/30) 石に宿る古代神の面影(2014/11/17) 佐渡赤玉石に連想(2014/11/20) 庭に石器か?(2014/12/10) 笠堀ダムと土器(2014/12/16) 八海山岩峰の起源?(2015/09/07 なお、八海と言う意味の由来を地元の役場に尋ねた記録がこの地学ガイドに紙片で残っていた) 柱状節理とは何か(2015/12/23) 富士の霊峰を仰ぐ(2017/11/14) 山の木霊(2018/12/20)

 

 

 

 

山の木霊

木霊
山は何故そこに在るか。周りを見渡せば必ず山が見える。地球の歴史を秘めてそこに在る。昔懐かしい映画「シェーン」を思い出した。その主題歌は遥かなる山の呼び声であった。人が地上に生まれる前から山はあった。大型動物恐竜の世界もあった。その環境は恐竜が生息するに対応する巨樹の世界であった筈だ。その遥か昔の山の呼び声が今も人を呼んでいるのかもしれない。人はその山の意味を知らないだけのように思える。山には木霊(コダマ)が生きている。樹木の霊それが木霊だ。そんな思いが強くなる。やまびこ=山彦=山の神も同じ意味の言葉か。世界遺産の中に山が多くある。みんな人の心を引き付ける魅力を奏でている。

山よ

その威厳

遥かなる営み

伝えてよ

その遠き思いを

広く世界に

山の成り立ち

山はどのように出来たか。それは海底はどのように出来たかと同じ疑問でもあろうか。海の水がなければ、山の意味も全体像で確認できるかもしれない。きっと地球の誕生の昔の歴史を秘めた地球核暗黒の灼熱(光放射空間がなければ暗黒である)が語っているかも知れない。物理学の知見で熱(エネルギー)は温度の高いところから低い処に流れるということを知っている。地球の営みの根源は太陽と地球核のエネルギーが握っている。太陽系の全体の回転エネルギー流もその役割を担っていよう。山には火山もあれば火山でないものもある。火山は中心核からの燃焼物の排出現象と観る。地殻変動は新たな核への熱源燃料の供給の地球の営みであろう。火山でない山が何故在るか。その岩・岩石の姿が何を物語るか。やはり最大の謎、それはエベレストの最高峰であろう。学説は地殻変動・大陸の衝突で盛り上がったとの説が有力になっているようだ。その麓にはアンモナイトの化石が埋もれてもいる。それは海が盛り上がった結果としか考えられない。しかし、ヒマラヤ山脈にあるエベレスト山の岩石が地殻移動で盛り上がった結果の山とは信じられない。そのネパール側のサマルガータ国立公園はユネスコの世界遺産。チベット語でチョモランマとも。

(2020/11/27)追記。身近な新潟県の山。八海山がある。素敵なブログが有ったので、リンクさせて頂いていた。八海山岩峰の起源? (2015/09/07)。

(2020/10/13) 追記。スリランカの世界遺産。シーギリア・ロックがある。その空中宮殿の治水技術の高さの話がある。180mの高さまで水を揚水できるか?ペルー共和国のマチュ・ピチュの治水と同じ意味が有ると観る。巨木の化石なら揚水が自然に伴っているからと観る。人が揚水する技術など古代にはない筈だ。動力が無いから。

(2020/09/18) 追記。驚いた。米国、アリゾナ州、キャニオン・デ・シェイ国定公園。 Canyon de chelly  cliff dwellings.で検索。巨樹の化石が住居である。

(2020/09/15) 追記。ルーマニア、ルペア要塞。その山は正しく巨木の化石だ。要塞もその化石を利用した姿に観える。

(2020/09/10) 追記。pc壁紙に、米国ユタ州、ザイオン国立公園が表示された。赤い山肌の威容である。説明に天使の降臨、偉大な玉座等とある。人の歴史のズーと前に地球を支配していた痕跡、巨樹の化石だ。

世界遺産の山 世界遺産に登録されている多くの山が有る。火山でないものが多い。その山は何故出来たかみんな不思議だ。

(2019/01/18)追記。今日テレビの録画、NHKの“絶景 巨大石柱林~中国 張家界を鳥瞰す”を見た。それこそ巨樹の化石の姿ではないか。マチュピチュの水の不思議の謎とも繋がる。勝手な科学的根拠も無い感覚からの解釈ではあるが他に解釈のしようがない。

モン・サン・ミシェルとその湾(フランス、文化遺産):岩山の上に築かれた修道院・城。その基礎の岩山が何故出来たかの由来が不思議だ。

ドロミテの灯台(北イタリヤ世界遺産):ドロミテ渓谷にある3168mの山。アベラーウとモンテ・ペルモ。

モニュメント・バレー(アメリカ、ユタ州~アリゾナ州):先住民ナバオ族の聖地で、ジョン・ウエイン主演西部劇の舞台でも有名。巨木の化石でなくて他にどんな説明が出来るか。

マチュ・ピチュ村(ペルー共和国の複合遺産):標高2430mのインカ帝国の遺跡。村全体の風景を観察すれば、丁度それは巨木の中腹に創られた村に見える。その周辺の山も含めて全体が山脈を成しているようだ。その山群は火山性の山とは見えない。山肌を見れば如何にも柱状節理に見える。不思議の謎に水源が挙げられている。その謎ときの一つに巨樹の導水管が挙げられよう。何も導水路を作る訳ではない。今日その村の風景を写真で観察させてもらった。山の起源を巨樹の化石と解釈していたから、巨樹なら水を吸い上げる「導管」が有ると樹木の揚水機構にあることに繋がっただけではあるが。水には表面張力が有り。細い空間では自動的に上昇する揚水機構が有る。水に布を付ければ、水は重力に逆らって、少しは浸透して上昇するでしょう。何も導水路を工夫する訳でなくても。その水上昇現象の面全体での現象と看做せよう。山の水源はすべてその辺の現象に繋がっていると考えれば一つの安堵になる。水源は自然の神秘として置きたい。水源・導水路を確かめたくて、科学的調査で地下を掘ったら木霊の怒りに触れて、水は消えて二度と出なくなってしまう危険もあろう。大気圧がかかれば水を押し下げるだろうから。もう一点気付いた。この村の山には特徴が見える。日本の福井県にあるグミ島の形状に良く似ている。その大型の岩山に見える。

カナディアン・ロッキー山脈(カナダ自然公園群): 最高峰はロブソン山3954mである。どの山を見ても柱状節理の筋が見える。一体火山でないとしたらどのようにしてできた山であろうか。

グランド・キャニオン国立公園(アメリカ合衆国自然遺産): 余りにも壮大な自然景観に言葉を失う。巨木説を持って向かえば、如何にも地層の堆積層の証拠を突きつけられて後退りする。衆目の学説に異議は唱えられない。しかし、気掛かりだ。この壮大な堆積層の土はどこから運ばれてきたのか。地球が大きくなったのは太陽からの光線が基である。太陽光線が地球の質量を作って来たことに間違いはない。光を質量に変換するのは植物以外なかろう。この自然の中にも、何か巨木の化石と看做されるような風景も見える。地球の土も岩石も基本的には太陽光線が基で成長した巨木の化石以外考えられない。

スイス・アルプス、ユングフラウ‐アレッチュ(スイス自然遺産):

グレート・バリア・リーフ(オーストラリア連邦、自然遺産):

イエローストーン国立公園(アメリカ合衆国自然遺産):

ヨセミテ国立公園(アメリカ合衆国自然遺産):

巨木の化石と得心(2018/12/21) 昨夜の睡眠の途中で気付いたことがある。それはシダ植物。その思いを以下に記す。

今巨大な植物を想像しても、地下の石炭層からイメージを描くにも困難である。地球の寸法で、石炭層がその表面の大きさを推察する一つのヒントにはなるかも知れないが、その植物を想像することは無理である。しかも、巨木の化石として多く紹介されるものは不思議にも切株のように平坦な台地の形状である。巨人が切りだした訳でもないのに不思議な姿だ。今想像する植物群とは全く異なるものであった。それは節のあるシダ植物群しかなかろう。今見るその痕跡は土筆であり、スギナである。あるいは巨大なサボテンもあるかも知れない。早春を彩る道端の主役は小さなスギナである。早朝にその先端は滴り落ちそうな水の玉を湛えて迎えてくれる。水の創造主・巨大シダ植物が太陽光線から水を創り出してくれたとなるか?地球の秘密・謎がまた一つ増えた。永久に解けそうもない謎・疑問の宝物。柱状節理の形状には理解できなかった断層の節がある。シダ植物となればそれは解消して得心となった。新潟県秋山郷の断層の節がずっと考える脳の外界事象になっていた。石の囁きが木霊になって知らせてくれたかと。

残りの世界遺産の山についての記事は順次確認しながら気付きを記したい。関連記事石の囁き 聞こえますかが基になっている。

柱状節理とは何か

(2022/03/31)追記。最近、TVで見た。イタリアの世界遺産でもある、トレ・チーメ・ディ・ラヴァレードだ。真っ白な山全体が正しく柱状節理だ。

(2020/10/05)追記。pc壁絵に、北アイルランド、キャッスルロックが載った。ジャイアンツ・コーズウェイ、それは正しく柱状節理の島と山である。

ここに記す記事は所謂学説に疑問を持っての反論でもある。その基になる記事がある。石の囁き聞こえますか に記した偶然の発見から巨木の化石論に傾倒し、その観点からの観察を繰り返した、その積み重ねがあった。(2018/10/28)追記。奥穂高の山岳は柱状節理ではないか。富士の霊峰を仰ぐ にジャンダルムの壁として引用した。

何も分からず、何にでも疑問を抱く。これは電気現象に懐いた矛盾を研究の場で生かす道が無いため、頭が暇だからなのかもしれない。狭い日本の海岸線などに、多くの柱状節理の場所がある。世界中にその姿を見る事が出来る。学説では、地球のマグマが冷やされて出来たとなっている。その学説を信じるだけの理由が見当たらない。それを信じるには心が受け付けない。余りにも学説が専門業界論に終わり、説得するだけの論理性が見えない。地球の来し方全てに視点を配り、全体像で捉えなければ柱状節理一つの解釈も出来ない筈だ。今回柱状節理についてまた書こうと思った訳は、大分県の耶馬渓から、兵庫県豊岡市の玄武洞・青龍洞、香川県の絹島、北海道の層雲峡・天人峡温泉など多くの柱状節理の姿を見てどうしてもマグマが冷やされたなどと言う学説は信じられない思いからである。特に次の東尋坊の材木岩(グミ島)を見れば、巨木の化石としか考えられない。地球の歴史を考えるには、「水」、「塩」さらに『海』また「植物」その『アミノ酸』がどのように生まれて来たかまで捉えなければ成らない訳であり、それは無理であろう。巨木の化石についても、石炭、その成分の硫黄分が何故多いかなど疑問の山の中での話だから、何も論理の証拠はない。冒頭の庭石の姿(石の囁き・・)からの繋がりでしかないが。

福井市自然史博ー第66回特別展柱状節理の野外博物館 福井県の東尋坊岬は有名な柱状節理の断崖・海岸線である。その中で、越前松島の材木岩(グミ島)とも言われる特徴的な島がある。 『ひとり旅[587]地質上極めて貴重な美しい柱状節理>福井県坂井市 恐竜の化石ともつながり、その柱状節理に圧倒される。(2018/10/28)追記。上の材木岩(グミ島)をはじめ福井県は柱状節理の天然記念物の特別の地域である。学説は巨木説は採っていないようだ。それを確かめるには海底のどこまでその柱状節理で構成されているかも一つの検証になるかと考える。巨木ならその根の張り具合も海底の地底深くまで繋がっている筈だ。掘削による困難を伴う検証には成るだろうが。

石に宿る古代神の面影

山梨県の乾徳山をNHKの番組「小さな旅 祈りの岩峰」で見た。まさに岩石の山である。夢想国師も修行した山と伝えられている。奥秩父の標高2031mの山である。その山の岩石を見て、今回も興奮した。山の成り立ちは、火山性でないと観た。火山でなければ、その山は『巨樹の化石』の山以外はないと観た。人がその山に在る石の姿に見惚れている。古代の歴史の深さに感じ入る事があるからと観る。ブログ「乾徳山(奥秩父) 日帰り登山」に良く紹介されている。近くに瑞牆山 (ミズカキヤマ)がある。同じような山頂の岩が見える。地球の古代を想像してみてください。生命の基になる巨木が地球を覆っていたのです。石は古代巨木・巨樹の化石なのです。石の囁き聞こえますか から始まった古代の地球の姿ほど想像の楽しみを与えるものはありません。

地球の生い立ちを問う

今日貴重な本を購入した。地球全史 写真が語る46億年の軌跡 白尾元理 清川昌一 岩波書店 を書店の店頭で見つけて、買った。高価であったが、価値がある。地球全史

写真集と言えるが、内容が地球の地質学的で、殆どが地球の表面に現れた岩石の素顔を撮ったものである。その岩石に対する解釈が、すい星衝突の「クレータ」や「プレートテクトニクス」あるいは微生物との関係で論じられている。専門家の解釈の視点が示されている。素晴らしい地球の岩石の素顔を見て、その解釈に満足出来ないのである。

改めて、この地球星の生い立ちに『謎』だけが見えて来た。p.14,15にメテオール・クレーターの巨大な姿が写されている。しかし、p.16のアップヒーバル・ドームの直径5kmの異様な姿に、本当にクレーターかと疑問が頭を巡らす。その中心の盛り上がった岩石の形状はクレーターと言えるのだろうか。その全体の構造は衝突なら中心部が深く抉られて、周辺部に囲まれた状況を呈すると考える。ところがその写真は、中心部が高く残り、周辺に同心円状に痕跡を残したまま、徐々に低くなった山の形状を残しているように見える。周辺部に幾つも開いた大きな「穴」の痕跡がクレーターとしての衝突の衝撃によってできたものとの解釈には、相当違和感を抱かざるを得ない。この写真が示す『謎』をどのように解釈するかである。今頭を巡る『問答』の刺激は「日本雨蛙」や『電流概念棄却』の時と同じ程の興奮を感じる。これが「科学漫遊の旅」の冒険かもしれない。

岩石の基は? 「巨大樹木」の化石がその痕跡として残っているのだ。p.33~にシアノバクテリアによって形成されるストロマトライトと言う構造物として、示されている。それは正しく、大木の木目を示している。この写真集が示す岩石の姿には、まさしく樹木の木目と言える姿を映し出している。ただ、その樹木の巨大さが、山の大きさとなることを受け入れなければ、辻褄が合わない驚愕が襲い来る。以前想像していた、直径数十メートルの巨木とはケタ外れの大きさである。改めて写真を眺めて、この地球の生い立ちの『謎』の深さに驚嘆する。小さな発見から、大きな『謎』が生まれる。石の囁き 聞こえますか

水 地球の最大の『謎』は水をどのように作ったか。生命の水と言う意味を考える。最初に、大陸ができたという視点で解説される。それは逆であろう。地球が水の星になった訳が、地球の生い立ちの『謎』解きの基で有ろう。水は植物と太陽との創造物である。だから、最初に植物が生まれた。植物が「酸素」を生み、水を生み、地球を水の星に変えて来た。海が出来て、塩がどのように出来たかも『謎』である。魚も動物も『海』が基に産まれて来た。陸から海に入ったと言う学説は逆であろう。生命は海から全てが産まれでてきた。その生命の全ての基が植物である。その思いを天然の精水に記した。

『謎』は謎を生む重層構造である。学術的研究理論について行けない頭を悩ます。誠に申し訳のない事であるが、自分の信じる思いであれば、お許し頂きたい。冒頭の著書「地球全史」の写真が示せないので、余り意味のある記事とはならないであろう。ただ、ダイヤモンドも岩石もそれぞれその生い立ちには深い『謎』を秘めている筈だ。46億年の地球の歴史も、自分には信じるだけの根拠が見えない。『炭素』原子による学術的理論付も、『電荷』と同じ程度の意味にしか理解できないから。