木霊
山は何故そこに在るか。周りを見渡せば必ず山が見える。地球の歴史を秘めてそこに在る。昔懐かしい映画「シェーン」を思い出した。その主題歌は遥かなる山の呼び声であった。人が地上に生まれる前から山はあった。大型動物恐竜の世界もあった。その環境は恐竜が生息するに対応する巨樹の世界であった筈だ。その遥か昔の山の呼び声が今も人を呼んでいるのかもしれない。人はその山の意味を知らないだけのように思える。山には木霊(コダマ)が生きている。樹木の霊それが木霊だ。そんな思いが強くなる。やまびこ=山彦=山の神も同じ意味の言葉か。世界遺産の中に山が多くある。みんな人の心を引き付ける魅力を奏でている。
山よ
その威厳
遥かなる営み
伝えてよ
その遠き思いを
広く世界に
山の成り立ち
山はどのように出来たか。それは海底はどのように出来たかと同じ疑問でもあろうか。海の水がなければ、山の意味も全体像で確認できるかもしれない。きっと地球の誕生の昔の歴史を秘めた地球核暗黒の灼熱(光放射空間がなければ暗黒である)が語っているかも知れない。物理学の知見で熱(エネルギー)は温度の高いところから低い処に流れるということを知っている。地球の営みの根源は太陽と地球核のエネルギーが握っている。太陽系の全体の回転エネルギー流もその役割を担っていよう。山には火山もあれば火山でないものもある。火山は中心核からの燃焼物の排出現象と観る。地殻変動は新たな核への熱源燃料の供給の地球の営みであろう。火山でない山が何故在るか。その岩・岩石の姿が何を物語るか。やはり最大の謎、それはエベレストの最高峰であろう。学説は地殻変動・大陸の衝突で盛り上がったとの説が有力になっているようだ。その麓にはアンモナイトの化石が埋もれてもいる。それは海が盛り上がった結果としか考えられない。しかし、ヒマラヤ山脈にあるエベレスト山の岩石が地殻移動で盛り上がった結果の山とは信じられない。そのネパール側のサマルガータ国立公園はユネスコの世界遺産。チベット語でチョモランマとも。
(2020/11/27)追記。身近な新潟県の山。八海山がある。素敵なブログが有ったので、リンクさせて頂いていた。八海山岩峰の起源? (2015/09/07)。
(2020/10/13) 追記。スリランカの世界遺産。シーギリア・ロックがある。その空中宮殿の治水技術の高さの話がある。180mの高さまで水を揚水できるか?ペルー共和国のマチュ・ピチュの治水と同じ意味が有ると観る。巨木の化石なら揚水が自然に伴っているからと観る。人が揚水する技術など古代にはない筈だ。動力が無いから。
(2020/09/18) 追記。驚いた。米国、アリゾナ州、キャニオン・デ・シェイ国定公園。 Canyon de chelly cliff dwellings.で検索。巨樹の化石が住居である。
(2020/09/15) 追記。ルーマニア、ルペア要塞。その山は正しく巨木の化石だ。要塞もその化石を利用した姿に観える。
(2020/09/10) 追記。pc壁紙に、米国ユタ州、ザイオン国立公園が表示された。赤い山肌の威容である。説明に天使の降臨、偉大な玉座等とある。人の歴史のズーと前に地球を支配していた痕跡、巨樹の化石だ。
世界遺産の山 世界遺産に登録されている多くの山が有る。火山でないものが多い。その山は何故出来たかみんな不思議だ。
(2019/01/18)追記。今日テレビの録画、NHKの“絶景 巨大石柱林~中国 張家界を鳥瞰す”を見た。それこそ巨樹の化石の姿ではないか。マチュピチュの水の不思議の謎とも繋がる。勝手な科学的根拠も無い感覚からの解釈ではあるが他に解釈のしようがない。
モン・サン・ミシェルとその湾(フランス、文化遺産):岩山の上に築かれた修道院・城。その基礎の岩山が何故出来たかの由来が不思議だ。
ドロミテの灯台(北イタリヤ世界遺産):ドロミテ渓谷にある3168mの山。アベラーウとモンテ・ペルモ。
モニュメント・バレー(アメリカ、ユタ州~アリゾナ州):先住民ナバオ族の聖地で、ジョン・ウエイン主演西部劇の舞台でも有名。巨木の化石でなくて他にどんな説明が出来るか。
マチュ・ピチュ村(ペルー共和国の複合遺産):標高2430mのインカ帝国の遺跡。村全体の風景を観察すれば、丁度それは巨木の中腹に創られた村に見える。その周辺の山も含めて全体が山脈を成しているようだ。その山群は火山性の山とは見えない。山肌を見れば如何にも柱状節理に見える。不思議の謎に水源が挙げられている。その謎ときの一つに巨樹の導水管が挙げられよう。何も導水路を作る訳ではない。今日その村の風景を写真で観察させてもらった。山の起源を巨樹の化石と解釈していたから、巨樹なら水を吸い上げる「導管」が有ると樹木の揚水機構にあることに繋がっただけではあるが。水には表面張力が有り。細い空間では自動的に上昇する揚水機構が有る。水に布を付ければ、水は重力に逆らって、少しは浸透して上昇するでしょう。何も導水路を工夫する訳でなくても。その水上昇現象の面全体での現象と看做せよう。山の水源はすべてその辺の現象に繋がっていると考えれば一つの安堵になる。水源は自然の神秘として置きたい。水源・導水路を確かめたくて、科学的調査で地下を掘ったら木霊の怒りに触れて、水は消えて二度と出なくなってしまう危険もあろう。大気圧がかかれば水を押し下げるだろうから。もう一点気付いた。この村の山には特徴が見える。日本の福井県にあるグミ島の形状に良く似ている。その大型の岩山に見える。
カナディアン・ロッキー山脈(カナダ自然公園群): 最高峰はロブソン山3954mである。どの山を見ても柱状節理の筋が見える。一体火山でないとしたらどのようにしてできた山であろうか。
グランド・キャニオン国立公園(アメリカ合衆国自然遺産): 余りにも壮大な自然景観に言葉を失う。巨木説を持って向かえば、如何にも地層の堆積層の証拠を突きつけられて後退りする。衆目の学説に異議は唱えられない。しかし、気掛かりだ。この壮大な堆積層の土はどこから運ばれてきたのか。地球が大きくなったのは太陽からの光線が基である。太陽光線が地球の質量を作って来たことに間違いはない。光を質量に変換するのは植物以外なかろう。この自然の中にも、何か巨木の化石と看做されるような風景も見える。地球の土も岩石も基本的には太陽光線が基で成長した巨木の化石以外考えられない。
スイス・アルプス、ユングフラウ‐アレッチュ(スイス自然遺産):
グレート・バリア・リーフ(オーストラリア連邦、自然遺産):
イエローストーン国立公園(アメリカ合衆国自然遺産):
ヨセミテ国立公園(アメリカ合衆国自然遺産):
巨木の化石と得心(2018/12/21) 昨夜の睡眠の途中で気付いたことがある。それはシダ植物。その思いを以下に記す。
今巨大な植物を想像しても、地下の石炭層からイメージを描くにも困難である。地球の寸法で、石炭層がその表面の大きさを推察する一つのヒントにはなるかも知れないが、その植物を想像することは無理である。しかも、巨木の化石として多く紹介されるものは不思議にも切株のように平坦な台地の形状である。巨人が切りだした訳でもないのに不思議な姿だ。今想像する植物群とは全く異なるものであった。それは節のあるシダ植物群しかなかろう。今見るその痕跡は土筆であり、スギナである。あるいは巨大なサボテンもあるかも知れない。早春を彩る道端の主役は小さなスギナである。早朝にその先端は滴り落ちそうな水の玉を湛えて迎えてくれる。水の創造主・巨大シダ植物が太陽光線から水を創り出してくれたとなるか?地球の秘密・謎がまた一つ増えた。永久に解けそうもない謎・疑問の宝物。柱状節理の形状には理解できなかった断層の節がある。シダ植物となればそれは解消して得心となった。新潟県秋山郷の断層の節がずっと考える脳の外界事象になっていた。石の囁きが木霊になって知らせてくれたかと。
残りの世界遺産の山についての記事は順次確認しながら気付きを記したい。関連記事石の囁き 聞こえますかが基になっている。