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学習指導要領の意味

(2024/05/24).

 ある説明に、『学校は社会と切り離された存在ではなく、社会の中に在ります。グローバル化や急速な情報化、技術革新など、社会の変化を見据えて、子供たちがこれから生きて行くために必要な資質や能力について決めている。』とある。昭和33年頃から、今の様に始まったか?

 「学習」と言う事の主体は子供たち、学生たちの教育を受ける側の意味だ。しかし、「学習指導要領」と言う事の指す意味は、その内容から受ける意味は寧ろ「教育指導要領」という教育する側の考える内容を強制的に決める国家検定制度に思える。その内容に従う事を決めて教科書検定が為されている事から、実態がそうである。

 ゆとり教育。脱ゆとり教育。等とその変化が、未来への教育制度とその実状への不安が現在の社会的課題で、その教育制度全般に対する危機的状況を呈していると思う。教育界への視線が怪しくなっているように思える。

 自然科学について言えば、『電荷』や『電子』など極めて怪しく、大間違いの指導内容であることに気付かない体制である。どう立て直すかも不可能な状況に成っていると観える。

 不要の間違った内容を「学習指導要領」の内容によって、強制的に教育している事には間違いない。だから『教育指導要領』に思える。